脚本:白根 秀樹 絵コンテ:さとうふみかず 演出:浅見隆司 作画監督:阿部智之 鈴木美音織
無限に広がる大宇宙<おおうなばら>に航行宙域からワープアウトし、現れた一隻の宇宙船、「守陀怪」<かみだけ>。その艦長である「山田西南」は、ついに念願の故郷へ帰ってきた。
これから身に降りかかる不幸が待機して待つ、太陽系地球へと向かう。
久方ぶりに地球へと足を踏み入れた西南たちだったが、「実家」周りの様相は彼の記憶とは様変わりしていた。そして地球に着き、出迎えた天地たちとあいさつを交わした早々、爆弾話しを聞かされることになった。
親友で霧恋の弟である「正木 海」は妹の吉子と婚約しており、実家山田商店は、巨大ショッピングモールへと進化しようとしていた。
そんな中で、実家への帰省は海からは歓迎されず、鷲羽たちの計らい(姦計)もあり、海と霧恋の母の「正木月湖」の家に滞在することになった。
…幼き日に霧恋や海そして月湖たちと過ごしたことのある家には思いひとしおであったが、憧れの人である、霧恋の母に対して西南は懐かしくも複雑な心境を抱くのであった。